小市民の床屋談義

日本のごく普通で平均的な男が日常の事柄で感じたことを好き勝手に書いています。

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アメリカでの出来事

AFP=時事によると、フロリダ州で2月に黒人少年が自警団員に射殺された事件で、同州検察当局は、自警団員ジョージ・ジマーマン被告を第2級殺人罪で略式起訴したとのこと。被害者のトレイボン・マーティンさん(当時17)は武器を持っていなかったため、黒人であることを理由に射殺されたのではないかとして、全米で抗議が巻き起っていた。当初は正当防衛として逮捕もされなかったため、事件発生から1か月以上もの長い捜査期間を経ての起訴となった。

このニュースを目にして、1955年に白人に殺害されたエメット・ティル事件を思い出した。

当時14歳だったティルが人種差別の強いミシシッピ州の親戚を訪ねた時に起きた事件である。
ある店に行った際に、白人女性に口笛を吹いたためにその夫ら二人の白人に拉致され拷問され殺害された事件。
遺体の状況は両手首骨折、頭部は形が変わるほど殴打され、片目がえぐられ、鼻も削がれていたらしい。最後に45口径の拳銃で頭を撃たれ川に捨てられた。14歳といえば中学生である。子供にすら容赦しない。
しかも驚く事に目撃者もおり、容疑者も殺害を認めたのに裁判は無罪。陪審員が全て白人であった。
もはや法律など関係ない。陪審員が無罪評決したら拷問しようが殺そうが罪に問われないのである。
白人を黒人が侮辱した場合の懲罰であるから無罪という訳の分らない道理が通用していた時代。

これが私の産まれるわずか10年ほど前のアメリカでの出来事である。その事に驚いて記憶していたのである。
日本ではトヨタからクラウンが発売され、後楽園遊園地が開業し、石原慎太郎が太陽の季節で芥川賞を受賞した1955年のアメリカでの話である。

最近でこそ、スポーツや音楽の分野で黒人の活躍が目立つアメリカだが、わずか50年ほど前の黒人のおかれた立場は壮絶であったようだ。
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