小市民の床屋談義

日本のごく普通で平均的な男が日常の事柄で感じたことを好き勝手に書いています。

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公明党は解党して自民党の一派閥になったらどうかな

公明党の話題にふれる場合、色々と複雑な問題が絡んでくるのでなかなか踏み込んだコメントをする評論家や著名人が少ない。

また、ふれたとしてもくだらない陰謀論だったり、冷静さをかいた悪意に満ちた批判であったりする。


昨日、消費増税法案が民主、自民、公明の三党による賛成で衆議院において可決された。

反対したのは、一部の民主党議員、共産党、みんなの党。


民主はいまさら語るもアホらしくマニフェストでやると言ったことはまったくやらず、議論すらしないと言っていた事(消費増税等)を次々行った。

自民党より自民らしくなってしまった。

私がキレて愚痴る必要もないくらい、各方面でキレている人たちがいるのでここではふれない。

次の選挙で民主党は消滅すると思う。


自民はもともと消費増税をしたい政党だったので、昨日の賛成にまわったのは政党としてブレていない。個人的に賛否は別として理解できる。

そんで、公明党はどうかといえば今や存在意義が見つけられない。


個人的なイメージとして、地方自治において公明党と共産党はよくやっていると思う。

地域の生活において、主婦やお年寄りにおいて大切なのはイデオロギーなどではなく日々の暮らしである。歩道が狭くて危険だとか、子供の通学路に信号がないから何とかしてほしいとか。


そんな、ちまちました事に耳を傾け支持を広げてきたのがこの二つの政党だと思う。

そんな事だから自治体によっては与党になっている地域もあるのもうなずける。

東京都など私が上京した時なんか共産系の人が知事だったし、現在の都議会では公明党が与党だし。


その中で、公明党の変節が著しい。


公明党は保守中道ではなかったのか?
弱者にやさしい政党ではなかったのか?
福祉の党ではなかったのか?

もはや面影もない。

今の公明党ははっきり言って新自由主義に邁進する極右政党である。


最大の支持母体の方々が昔と違い、裕福になったからもうよろしいのか。

昔は貧しい人や病人に優しい政党だったように記憶しているが。


今の公明党は原発に関しても消費税にしても資本家側ばかり見ている。

以前の(小泉政権以前)公明党なら原発にも消費増税にも反対していたはずである。
少なくとも、社会保障を明確にしてからの消費増税を主張するはずである。

もはやキャスティングボードにもならない。暴走に対しブレーキ役になれないのなら存在意義は無い。

政策の内容で判断する政党ではなかったのか。

次に総選挙があれば、公明党もかなり議席を減らすだろう。

結党の原点に立ち返れないのでれば、もはや自民党と変わりないので解党して自民に入ればよい。


このブログを公明党関係者が見ることは無いと思うが、私の友人のエピソードをひとつ。

彼はバリバリの右翼であり、定期的に靖国神社に参拝している。

そしてかなりの愛国者でもある。

独身であるが、子供手当てや高校無償化が決まり、「子供がいない人には不公平」との声があった時にもこの国の未来を担う子供たちに税金が使われるのなら国益になると納得していた。

そして日本の伝統や気質、景観を愛し未来に残したいと思っている。

震災の際も、気仙沼出身の彼は三日後にはレンタカーを借り被災地であり生まれ育った気仙沼にガソリン、食料などを届けるために夜通し走った。

そんな熱い奴である。同胞が苦しんでいると黙っていられない。

そんな彼が、驚くことに昨年の統一地方選でなんと共産党に投票していた。

その彼の言葉、「自民、民主は自ら腐りはて、現時点では相対的に共産党がもっとも愛国心を感じさせる政党になってしまった」とのことであった。


昔と違い、情報を収集する手段が多様化され二元論で語れない事象が増えてきた。

右的思想だから自民とか、左的思想だから共産みたいに単純ではなくなってきている。

当然、公明党も。




現在、民主党の小沢氏は何を行うにしても批判されている。

消費増税反対というと造反と言われる。

だれに対して造反か?野田総理に対してか?

マニフェストを評価して投票した国民からしたら、消費増税に賛成した民主党議員が造反者である。


この小沢氏のマスコミからの叩かれ方をみていると非常に重なる。

内容の如何を問わずに批判されているところなんて、まるっきり。



何に重なるかって?


昔の公明党やその支持母体の偉い方に。
だって理不尽なくらいよく、マスコミに叩かれていた。


皮肉なものである。
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すり替えとレッテル張り

最近、大手メディア報道ならびにツイッターなどを見聞きすると、問題点のすり替えや意見の違う人に大してレッテルを張ることによって自身の主張の優位性を保とうとする表現が多いように感じる。

その中でも特に新聞、テレビなどでは問題点のすり替えが多く、気づくと論点が変わっている場合がある。

そして、ツイッターやSNSなどのネットにおいてはレッテル張りの表現が散見される。


たとえば某放送局。

女性 「なぜ、小沢さんは消費税に反対なのでしょう?」

解説員  「選挙対策です。消費税反対のほうが有利ですから。」

こんな感じである。

でも、実際に小沢氏のインタビューを聞くと消費税の増税に反対しているわけではない。

消費税を上げるにしても無駄を省き、社会保障などの制度をきちんと決めて何の目的のために消費税を使うかを明確にしないと国民は納得しないと言っているように聞こえるのは私だけか。


当初、社会保障と増税のセットだったのが社会保障は切り離し、消費税増税だけをするという野田内閣。

なんの為に増税するかぜんぜん分からない。

新聞を読んでも、テレビを観ても何で今、消費税を上げなくてはいけないのか明確に主張していない。

これでは白紙委任状である。増税分を何の為に使用するか未定ということは、例えば増税した分で公務員の官舎を赤坂に建設することもありである。

でも、新聞もテレビも政局ばかりで具体的内容には触れない。

もはや、社会保障のための増税だったのがすっかりすり替わってしまっている。


小沢氏が国民との約束を守ろうとなどと、まともな事を言うと選挙対策といわれてしまうのもすり替えによる表現である。

逆に、新聞やテレビの解説員のように「状況が変化すれば公約も変わるのは仕方が無い。マニュフェストを破るのは仕方が無い」などと小沢氏が言った場合には嘘つき呼ばわりすると思われる。


ホットな話題では、某プロ野球チームの監督が浮気ネタをもみ消す為に元暴力団関係者に1億円を払ったとの報道。

所属球団が名誉毀損で報道した週刊誌を訴えるそうである。払った事実はあるが、暴力団関係者ではない。暴力団関係者の表現が名誉毀損にあたるからだそうだ。


これも論点のすり替えである。

要は恐喝と思われるケースで1億円を支払ったことが、一般市民の感覚からすると相当に不自然あり、相手が暴力団関係者かどうかはその次の次元である。

しかも、これだけの金額を堅気の一般市民が要求するわけがないと思うのは私だけ?


このように、話の論点がどんどん変化して小さくなり各論の話に落とし込まれてしまう。


小沢氏のケースは何をしても(内容を問わず)彼は選挙のプロで選挙対策でしか行動していないとなりすべて政局がらみの話に落とし込む。


監督のケースではさすがに大手新聞社グループだけあって、金を払った先が暴力団関係者か一般人かの問題にすり替わり、金額の大きさや事件の背景がどこかにいってしまう。



そういえば原発事故後にこんな表現があった。

放射能の被爆より、心配するストレスのほうが癌の危険性があると偉い先生が言っていた。

この場合、実際に癌になった時に放射線が原因ではなく、あなたは個人的に心配性で人よりストレスが強いことが原因で癌になったのであるから国も東電も補償しないとなるのであろうか。

悪魔の証明である。

恐れ入る。



次にレッテル張り。

上記のような内容を記すると、私も「小沢信者」とレッテルを貼られるのかもしれない。


レッテル張りについてウィキペディアには以下の記述がある。

「レッテル貼り」とは、人や物事の多様性を無視して、単純な類型(パターン)の枠組みで捉えて、その類型の名前で呼ぶことである。通常否定的な意味で用いられる。

特に最近目にするのが「~信者」との表現を用いたレッテル張り。

消費税反対派に対する「小沢信者」や放射能の危険を叫び、メディアや国の対応に批判的な人に対する「上杉信者」など。

自身と異なる意見や説を唱える中心人物や著名人を支持する人に対してたとえば「~信者」と決め付け議論を終結させるかもしくは議論に値しないように見せかける。

この「~信者」の根底にあるのは、
信者は教祖に洗脳されており論理的な議論にならない。その主張は支持している者を妄信しているだけで思考停止に陥っている。よって私の正しい理屈は理解不能な人間であり、何を話しても分かり合えるわけがない。

との心理が根底にあるのではないかと思う。


そして、その前段の心理として当然、宗教を信仰する人に対する差別、偏見の持ち主であると思われる。(各宗教団体の方々は抗議するべきである)

すごい上から目線である。自分は世の中の道理をわきまえ、絶対に正しいとの自身に満ち溢れている。洗脳されているお前たちとは違うのだと。

まるで、神のごとき目線である。

驚くことに最近ではこのような表現をリベラルが売りである著名な評論家やコラムニストも行うようになっているのを見かけるようになった。

こんな物言いの人が権力を手にしたら宗教を禁止して、多様性を認めず、意見の違う人を迫害するだろう事は想定できる。

どこかの国のようである。

自分の主張がどのように合理的に正しいかを誠意と敬意を持って語らず、相手の人格や小さな過ちを攻撃することにより貶めて、相対的に自身の主張を正当化する人を私は軽蔑する。


偏差値教育の成れの果て。

偏差値は平均点を50点に設定してそれぞれのレベルをはかる。クラス内で自身の偏差値を上げるには大きく2パターンある。

自身が努力して平均点を上回る努力をするか、まわりの同級生の勉強の邪魔をして平均点を下げるか。

レッテル張りをしている人は後者。
自己満足の為に大きな問題点をすり替え、矮小化しても社会にとってメリットなどない。

原発事故を起こしたり、被害を拡大させた当事者よりも、放射能の危険性をことさら大げさに叫ぶ人や政府、マスコミの対応を批判する人をデマや風評被害を起こしていると批判する人が少なくない。

原発事故直後にアメリカが放射線の拡散状況を速やかに調査し、避難に活かすよう日本に教えてくれたのに隠した関係者より、それを早くから指摘して糾弾していた人がデマ野郎と罵られている。

木を見て森を見ず。

問題を簡単にして白か黒か、右か左かと二元論で論じてもあまり解決しない。

これでは根本の問題がぼやけてしまう。

いったい誰が得をするのであろうか。

他人事?

福井県の大飯原発再稼動が決まった。

かなり財界の要望が強かったようである。


原発推進のテレビ局や新聞社の世論調査の結果でさえ、
反原発の比率が多い場合があるにもかかわらずである。


この件で、興味深かったのは再稼動の福井県の住民と、原発事故避難して仮設住宅に住んでいる福島県の住民の反応の違いである。


私が、観たのはテレビのニュース番組のインタビューであるので、当然その局の方針に沿った内容になるように放送するであろうからすべてを鵜呑みにするわけにはいかないのではあるが。

まずは再稼動の福井県でのインタビュー。(概要)


赤ちゃんを抱きかかえた若いお母さん。
「安全で事故を起こさないようにしてくれるなら再稼動は賛成です。電気が足りないと困るし、経済への影響も心配だから。」

次におじいさん。
「危険なのは理解しているし、問題は色々あると思うが地元としては今まで補助金や関連事業で潤っていたから無いと困る。」

地元の賛成意見のみ放送。

そして、原発事故で避難生活をしている福島県でのインタビュー。

仮設住宅のおばちゃん。
「びっくりした。まさかこれだけの事故になっているのに、稼動させるなんて思っていなかった。信じられない。」


仮設住宅のおじいさん。
「反対だ。オラ達がどんだけいじめられていると思っているんだ。全部、原発(放射能?)のせいだ。
住むところも失った。」


避難した方の反対意見のみ放送。


原発事故が原因で設住宅で暮らしている方にインタビューをしたら、ほぼ再稼動反対になるのは想像できる。

物理的にも精神的にも相当なストレスを受けているわけです。現実的に土地や家屋を失った方も多数いるはずだし、いつ戻れるかも不明な地域もある。



福井県でのインタビューの場合は、特に伝えたい意図はよく分かる。


赤ちゃんを抱いたお母さんが、安全を条件に電力不足や経済を心配して再稼動賛成で、地元のおじいさんが地域の生活維持のために、問題があることは認識しているが再稼動賛成である。

特に、赤ちゃんを抱いてる姿を映し、再稼動賛成との意見を表明している画像にとくに深い意図を感じるのは、わたしの勝手な思い込みかもしれない。



福井県のインタビューで放送されたこの2本のインタビューはまさに典型的な従来からの日本人像をもっとも分かりやすく表現されているインタビューであるように思う。

要は、「お上(おかみ)が大丈夫といううなら大丈夫だろう」という根拠のない安心。また「悪いとはわかっているけど、こちらも生活や色々事情があるから分かってね。」といううやむやに妥協してねという心理。

分かりやすすぎる。


この赤ちゃんを抱えて、原発再稼動を賛成したお母さん。

もし、事故が起きたら何て言うのか想像してみる。

あくまで、私の想像である。

「政府や電力会社に騙された。」とか「絶対に大丈夫と言ってたのに。」とか「責任をとって」とか言っちゃうのかな。


そして、福島の件を含め原発反対と考えている人々は福島原事故の時ほど優しくなれないことも想像できる。

「原発再稼動を容認したのは、あなた達の自己責任である。地域の利権とリスクを評価した結果、再稼動したのだから我々の税金を投入して援助などするべきではない。」などという意見を言う人々が出てきても不思議ではない。

福島においてあれだけの原発事故を経験し重く受け止め、反原発にシフトした人々に、2度目は政府や東電に騙されたというのは通用しないだろう。


別に私は、この母親を批判しているわけではない。

けっこう、この国に多いタイプである。

国や企業を疑わず、問題が発生すると騙されたとか知らなかったとか言う人って結構、多い。

私もそんな傾向が無いわけではないし。

漠然と国のやることや大企業のすることは大丈夫だと思っている。


本当に安全なのだろうか?本当に電気は足りてないのだろうか?などの疑問を持たず、完全に報道を鵜呑みにする。


ところが、民主党があまりにボロボロのお陰?で今まで国民が知らなかった話がたくさん漏れ出てきた。

そこで、一部の人たちは「あれ、国も企業も信用できないのではないか」と思う人たちが少しずつ出始めた。このままではこの国はまずい事になるのではと心配する人たちも散見されてきた。今はまだ国を変えるほどの力はないけど。



ところで、じゃあそんな事を言うお前はどっちなんだ。原発に反対なのか賛成なのかと言われると、以前は賛成だったが現在は反対と答える。

現時点の推進派の意見でまともに納得できる話が一つもない。

最終的に経済力や国際競争力がどうしたこうしたという話で原発が必要だと。


では私の反対理由は、

1.核廃棄物の処理方法が確立されていない。廃棄物も危険であり、放射能の半減期もかなりの長期である。未来人に託すのか。

2.東電のあのいいかげんな対応や安全に対するレベルの低さを思えば、何とかに刃物である。たとえば、絶対に安全な飛行機でもその辺のオッサンが操縦するならとても恐ろしくて乗れないのと一緒。民度の低いと思われる人達にあれだけのリスクのある原発を任せるのが不安である。やばい状況が起きても、こっそり自分たちだけ逃げそう。


一部の識者といわれる人や、一部の有名なコラムニストの中には反原発を唱える人や、放射能の危険を熱く語る人に対して「デマを言っている」や「不安を煽っている」や「風評被害を助長している」と批判している。

そして、その意見に賛同している一般人に対しても「学歴の低い人ほど放射能を恐れる」とか「デマを信じる○○信者達」(○○は学者やジャーナリストの名前)などとレッテルをはり、小ばかにした表現を用いているのを目にする。

でも、放射線がどの程度健康被害を起こすのかに関してはほとんどが素人だし大学教授の「せんせい」方でも意見は正反対だったりするのだから不安になるのは仕方がない。冷静ぶって賢そうに見せている場合でもないと思う。

しかも、どちらが正しいかは数年から十数年のスパンである。

因果関係の立証だって難しいはずである。

今の国の対応を思えば癌が増えても、原発事故とは因果関係は無いと言い張ることも十分ありえると思うし。




今日のヤフーニュースに以下のような記事があった。


行政の順番なんか待っていられない。自分の家族は自分で守る。

 高圧洗浄機を3万円で買い、家の外壁を丹念に洗い流した。東京電力福島第1原発の事故で飛散したセシウムなどの放射性物質の問題は今でも続いている。原発から北西へ約60キロ離れた福島市渡利地区に住む飲食店経営者(42)は一家4人で暮らす自宅を自ら除染した。

 「行政による除染の順番なんか待っていられなかった。自分の家族は自分で守ろうと思った」

 小学1年(7)をはじめ2人の子供がいる。昨年9月のある日、子供が窓の外を眺めながらつぶやいた。「外で遊びたいけど、放射能あるからだめだよね」。少しでも体を動かせるようにと、リモコンを使って運動のできる家庭用ゲーム機を買い与えることしかできなかった。

 川井さんは高圧洗浄機購入のほか、庭の土の入れ替えを30万円かけて民間業者に依頼。除染の結果、毎時2~3マイクロシーベルトあった放射線量は10分の1程度まで下がったが、親としての判断に不安は募る。

 「何が正解か不正解かは分からない。もし何十年後かに子供たちにもしものことがあったら、自分を責めるしかない」(以上一部抜粋)

親としてすごく理解できる。

不明だらけだから可能なかぎりリスクを減らす努力をする。

まさに私の嫌いな言葉であるが、ここはある意味「自己責任」である。

数年後に自身の子供に健康被害が起きて、国や東電を糾弾し賠償金をいくら貰ったところで詮無いことで、後悔しながら生きていくのは嫌だ。

他人事ではないのである。

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